2009年度天文天体物理若手夏の学校
天文学と社会&天文学の舞台裏分科会

「天文学と古代社会」

  「天文学と社会&天文学の舞台裏」分科会は、天文学と社会との関わりや天文学研究の裏側について考え学ぶ分科会です。
天文学を様々な角度から見つめることで、今後の研究生活について考えるきっかけを作って頂きたいと思います。


◇今年のテーマ ”天文学と古代社会”

今年の天文学と社会&天文学の舞台裏分科会では、「考古天文学」に焦点をあててみました。 「考古天文学」とは聞き慣れない言葉ですが、過去の人間達が天体現象をどのようにとらえ感じていたかを考える考古学、民俗学的学問です。 エジプトのピラミッド、イギリスのストーンヘンジ、日本でも飛鳥地方に残る酒船石などの世界に残る多くの古代遺跡は太陽や月の運行、 つまり天文学に関連して作られていると考えられています。「考古天文学」に触れることで、古代社会と天文学がどのようなつながりにあったのかを知り、 それを現代社会におけるそれと比較することによって、現代社会における天文学の立ち位置を考えられればと思います。

と、少し真面目に書いてみましたが…

ただ純粋に、「考古天文学」と聞いて少しワクワクしませんか?

その好奇心だけでOKです。あまり難しく考え過ぎず、ただ純粋に考古天文学を楽しんで頂ければと思います。

ストーンヘンジ

◇招待講師紹介

・京都大学理学部卒業後、同大学助教授を経てNASA上級研究員、メリーランド大学教授。その後、神奈川大学工学部教授、同大学学長を歴任。
 またその間、ユトレヒト大学、中国科学院、インド・ターター高等学術研究所、スタンフォード大学で客員教授。
 現在は早稲田大学理工学総合研究センター客員顧問研究員。
・専門:高エネルギー宇宙物理学、太陽物理学
・著書:新版天文学史(ちくま学芸文庫)、天文考古学入門(講談社現代新書)など多数

◇日程

7月29日(水)13:30〜15:00

◇座長紹介